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アシアルのカルチャー

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アシアルの日常からアシアルが考えていることまで。
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記事一覧

高校生の挑戦を支える、Monaca Education

こんにちは!アシアル広報チームです。 今回は、群馬県立高崎高校の物理部の4人の高校生たちが、「Monaca Education」を活用し挑戦した熱いプロジェクトをご紹介します。 「英語嫌いな子どもが増えている」というデータに着目し、「誰でも主体的に楽しく学べる世界を創造する」という想いから、英語学習アプリ「EnglishLens(イングリッシュレンズ)」を開発。このアプリは、超ハイレベルな「知の甲子園」と称される「Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表 SHOW~(以

2024年の振り返り

アシアル代表の田中です。 早いもので2024年も残りわずかとなりました。昨年末に執筆した2023年の振り返りから、もう1年が経ったことに驚いています。特にヨーロッパを拠点にして以降、時間の流れが一層早く感じられるようになりました。 2024年を一言で総括すると、「社内の変化と挑戦」の年でした。技術の進化や世界情勢の変化に対応し、新たなステージへ挑むことをテーマに掲げ、昨年の振り返りで述べた「変曲点の年」を実感する1年となりました。 ① 部門を再編して2事業部体制に 実

AIとの共創を試行錯誤するデザインチームの話

こんにちは。アシアルの鴨田です。 今回はアシアルのデザインチームから、近年の取り組みや考えについて紹介させていただきます。 アシアルのデザインチームの近年の取り組みアシアルのデザインチームにおいて、ここ数年の間に取り組んだプロジェクトで共通した要素として、大きく2つのものがあります。 一つはデザインシステムの構築・利用です。私達とお客様とでデザインシステムを一から構築したり、お客様が構築したデザインシステムを利用したWebシステムやアプリのデザインや実装を行うことが多々あ

技術普及で開発者の「できること」を増やす会社

こんにちは、アシアル広報チームです。 私たちアシアルは、技術力をビジネスに活かすだけでなく、技術者コミュニティへの貢献活動も同時に行ってきました。今回は、アシアルが過去にどのような技術者コミュニティへの貢献活動を行ってきたのか振り返りつつ、「Android Bazaar and Conference 2024 Summer」でのワークショップ開催の様子をご紹介します。 技術者コミュニティとアシアル今から20年以上前、インターネットが普及しはじめ、「OSS(オープンソース)コ

自社プロダクトの発展につながるOSSコントリビューション

こんにちは。Monacaのプロダクトマネージャーの渡辺です。 私たちが自社プロダクトとして提供しているMonacaでは、「誰でも簡単にアプリ開発を」というミッションをかかげ、Web技術を活用したモバイルアプリ開発プラットフォームを提供しています。 Monacaサービス立ち上げ当初は、独自のSDK(ソフトウェア開発キット)を開発し、モバイルアプリを開発できるサービスを提供していました。しかし、サービスを発展させていく中で、オープンソース (以降、OSSと表記) の活用が有効

全国商業高校Webアプリコンテストのロゴを制作した話

こんにちは、UI/UXデザイナーの出口です。 アシアルにはアシアル情報教育研究所チームがあり、教育機関におけるプログラミング教育を中心とする情報教育関連の教育サービスを提供しています。その中で2023年の12月に、商業高校生を対象としたWebアプリコンテスト「全国商業高校Webアプリコンテスト」の第1回目を開催しました。 第1回目にもかかわらず、35校から175作品の応募をいただきました。 参加された皆様お疲れさまでした! 受賞された皆様おめでとうございます!! 私は、

エンジニアが考える生成AIとの付き合い方

こんにちは。アシアル広報チームです。 今回は、社内のエンジニアに生成AIの活用を推進してくれている又川と、自社プロダクトMonacaのプロダクトマネージャーの渡辺が、生成AIとエンジニアの付き合い方について、自身の経験と考えを語ってくれましたのでご紹介いたします。 有能な生成AIは使い方が鍵 日頃の業務で生成AIをどのように活用していますか? 又川 私はChatGPTとGitHub Copilotを使っています。ChatGPTは、特定の文脈によらない、ざっくばらんな質

アシアルのTech勉強会 - エンジニアが学び続ける理由 -

こんにちは。アシアル広報チームです。 今回はアシアルで毎月開催されているTech勉強会を主催してくれている江口から、勉強会の目的意識を持ちつつも、学びの和が広がるように工夫された運営は、どのような思いから実現しているのかご紹介させていただきます。 学びの大切さを身をもって痛感した出来事元々、私が新卒でお世話になった会社はエンジニアの教育に力を入れている会社で、技術力でお客様の信頼を勝ち取っていくという雰囲気の会社でした。150名ぐらいのエンジニアが所属していたのですが、部

2024年、アシアルの活動

こんにちは、アシアル広報チームです。 昨年はコロナ禍をキッカケとした新しい働き方への変革が定着し、アシアルメンバーも次の在り方に向けて具体的に動き始めた年になりました。2024年もさらなる挑戦と成長の機会を得るために、様々な取り組みを進めて行きたいと思います。その中のいくつかの取り組みを、今回は「2024年、アシアルの活動」としてご紹介したいと思います。 2023年はAIを利用、 2024年はAIを業務に活かす2022年末に公開されたChatGPTを始めとする大規模言語モ

2023年の振り返りと来年の抱負

こんにちは、アシアルの田中です。 今年も残すところ後わずかとなりましたが、皆様にとってどんな1年になりましたでしょうか? 私がいま活動拠点としているヨーロッパでは、12月を迎えるとクリスマスイベント一色となり、各地でクリスマスマーケットが催されます。ブダペストのクリスマスマーケットもヨーロッパの三本指に入る美しさと言われており、一年の中で最も街がきらびやかになり、街全体が多くの観光客を含めた人々で賑わいます。ヨーロッパに来てから3年がたちましたが、3年前のロックダウンでゴー

アプリの配信停止から見えたもの。Monaca開発チームの困難と対応策

こんにちは。アシアル広報チームです。 iPhoneやiPadなどiOS向けアプリの公式ストアであるApp Store。このApp Storeはどんなアプリでも掲載できる訳ではなく、アプリの掲載可否はAppleによる所定の審査に通過する必要があります。 アプリの運用保守をされている方のなかには、新規公開や更新時にAppleからリジェクト(審査で落とされること)を受けた経験を持っている方も少なくないでしょう。今回、私たちが開発しているMonacaアプリも、アプリ更新のタイミン

デザイン領域を超えるデザインチームの連携

こんにちは。アシアル広報チームです。 今回はアシアルのデザインチームについて、紹介させていただきます。 デザインチームのメンバー構成エンジニア集団であるアシアルでは、大半の社員がエンジニアですが、その中で5名の少数精鋭なデザインチームが存在します。各メンバーがこれまでに多くの案件に携わり、経験豊富ですが、それぞれの得意範囲が異なります。 A氏:ベテランの職人肌のデザイナー。細部まで綿密に考え抜かれたデザインはお客様だけでなく、社員も感嘆します。また、UXデザインにおいても

アシアル開発チームの振り返りと未来展望

こんにちは。アシアル広報チームです。 2022年度も終わり、2023年度も早いもので3ヶ月が経過しました。2023年5月に正式に新型コロナウイルス感染症が5類へ移行され、多くの企業でアフターコロナの活動の実施に伴って様々な環境の変化が起こっています。 アシアルの開発チームも2023年度はアフターコロナの環境変化やChatGPTなどのAI技術の進化への適応など、日々みんなで知恵を絞って様々な取り組みを試しています。今回は開発チームとしての2022年度の総括と、2023年度に

スペインの大学で自社プロダクトのワークショップを開催

こんにちは、アシアル広報チームです。 2023年はアシアルのプロダクトであるMonacaが10周年になります。Monacaは世界で約30万人のユーザーに利用していただいています。今回はそのMonacaを題材に昨年の12月16日に、スペインの大学UPSA (Universidad Pontificia de Salamanca) で開催したワークショップをご紹介します。 開催のきっかけワークショップの開催のきっかけは、アシアルに海外からのインターン生として参加していたパブロ