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アシアル開発チームの振り返りと未来展望

こんにちは。アシアル広報チームです。

2022年度も終わり、2023年度も早いもので3ヶ月が経過しました。2023年5月に正式に新型コロナウイルス感染症が5類へ移行され、多くの企業でアフターコロナの活動の実施に伴って様々な環境の変化が起こっています。

アシアルの開発チームも2023年度はアフターコロナの環境変化やChatGPTなどのAI技術の進化への適応など、日々みんなで知恵を絞って様々な取り組みを試しています。今回は開発チームとしての2022年度の総括と、2023年度に取り組んでいくことをご紹介していこうと思います。


【開発チーム】2022年度の振り返り

2022年度は、20周年を迎えたアシアルにとっても、開発チームにとっても大きな区切りの年となりました。20年間のアシアルの開発基盤としても技術の移り変わりがあり、PHP開発から始まり、HTML5、Cordovaアプリ開発、AI・機械学習と技術も時代に合わせて変化し、開発チームの取り組む内容も幅広く対応が求められました。

プロジェクトとして振り返ると、実際にAI・機械学習を利用したプロジェクトを開発チームとして経験することができました。AIや機械学習は研究開発の位置付けで取り組んできましたが、実際のプロジェクトではお客様が実現したい課題に対して、AIを利用したシステムで課題を解決するアプローチに取り組むことができ、開発チームとしては非常に重要な出来事でした。

Tech勉強会の取り組みを再開

アシアルでは、コロナ禍前にもTech勉強会の取り組みを行っていましたが、コロナ禍になり一時的に中止していました。しかし、2022年に入りコロナによる制限もだいぶ緩和されてきたことと、エンジニア間のコミュニケーション不足解消の一環として、2022年の秋頃に復活させました。

現在では毎月1回、技術に関する勉強会を任意参加で毎回10人くらいが集まり、開催しております。Tech勉強会の敷居をあまり上げたくなく、Zoomやmeetなどをあえて使わず、気軽に参加できるようにSlackのハドルミーティングを利用してTech勉強会を実施しています。

直近の6月に開催されたTech勉強会では、日常の業務での課題に関する事例の紹介や最新の技術トレンドの共有を行い、さらに内容を掘り下げて議論を行いました。前回(2023年4月開催)の1DayOfficeではオフラインでのTech勉強会を開催しましたが、オフラインでのTech勉強会の方がオンラインより意見も出やすく、顔がより見えてコミュニケーションも活発になりました。そのため、今後はオフラインでの開催も定期的に行いたいと考えています!

1dayオフィスでのTech勉強会の風景

エンジニアとして求められること

ChatGPTなどが話題になっているように、様々な場面でAI技術の活用が急速に広まっています。将来的には、エンジニアとして求められるのは開発力(構築する力)だけでなく、身につけた技術や経験を活用した課題解決する能力や提案力がますます重要になると思います。

AIの進化が進めば、システム構築においても、コーディングなど現在のエンジニアの主要業務の少なくない部分をAIが代替する時代が訪れると考えられます。エンジニアは構築の分野から脱却し、より考える分野での価値を提供する必要があります。時代の予測と変化への継続的な適応が、エンジニアや開発チームにとって不可欠な要素であると感じています。

【開発チーム】2023年度の取り組み

2023年度はアフターコロナが進み、コロナ禍の間に弱まったコミュニケーションやチームの結束力を強化するために、オフラインでの活動に重点を置いて取り組んでいきます。また、開発業務の効率化を促進することも必要になります。AIの適切な活用方法を理解し、ChatGPTやCopilotなどのAIサービスを積極的に業務に取り入れる施策を行っていきます。

2023年度は円安やインフレなど、日本経済の低迷が加速していくでしょう。開発チームとしては、グローバルな競争に対応できる開発チームの形成や、企業としてもグローバルな戦力を備える成長が求められます。

2010年代がインターネットの高度化の時代であったなら、2020年代はAIの高度化の時代となり、2023年度は世界的なインフレや日本経済の低迷、そしてAI技術の進歩など大きな変化に適応する年となるでしょう。特に日本のIT企業にとって、2023年は重要なターニングポイントとなる可能性があります。アシアルとしても、2023年度の取り組みは非常に重要なものと考えています。


アシアルの開発チームはシステムの開発をするだけが得意ではありません。お客様の業務に課題があり、「ITで課題を解決したいんだけど困っている」など上流工程から一緒に考え、把握をさせていただきシステムからお客様の課題を解決することのお手伝いをさせていただくのも得意としております。私達は一緒に課題を解決したい、お客様からのご依頼などを受け付けています。まずはお気軽にご相談くださいませ。
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