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スペインの大学で自社プロダクトのワークショップを開催

こんにちは、アシアル広報チームです。

2023年はアシアルのプロダクトであるMonacaが10周年になります。Monacaは世界で約30万人のユーザーに利用していただいています。今回はそのMonacaを題材に昨年の12月16日に、スペインの大学UPSA (Universidad Pontificia de Salamanca) で開催したワークショップをご紹介します。

UPSA (Universidad Pontificia de Salamanca)
サラマンカ・ポンティフィシア大学
17世紀創立のイエズス会の神学校を前身とするローマ法王庁直轄の私立大学。マドリードの北西約180キロにある大学町サラマンカに位置する。旧市街は世界遺産に登録されている。〔創立1940年 学生数約3,000人〕

天理大学の国際交流について

開催のきっかけ

ワークショップの開催のきっかけは、アシアルに海外からのインターン生として参加していたパブロさんが、地元スペインの大学であるUPSA大学の教授にアシアルでのインターン内容を紹介した所、モバイルアプリ開発プラットフォームのMonacaに興味を持ってもらったことがきっかけでした。

UPSA大学のクラスでは、今まで XamarinやReact Nativeを利用したモバイルアプリの開発を授業のアウトプット制作の活動をしていたようでしたが、Monacaを利用することで基本的なWeb技術、HTMLやJavaScriptで制作物であるアプリが作れるため、これまで以上に多くの学生がアウトプットとしてのアプリ開発に着手できることに魅力を感じてもらいました。

アシアルのインターン生だったパブロさん

ワークショップの様子

まずはじめに、OSSのApache Cordovaの仕組みを説明。どのようにモバイルアプリとしてWebリソースであるHTMLやJavaScriptを扱うのかといった フレームワークの仕組みを解説しました。また、アプリ開発をより簡単に効率的に行うことを実現するMonacaの利用方法も、 生徒にアカウントを作成してもらい、画面操作の手順を紹介しました。

ワークショップはZoomを活用して英語で実施

そして、ウェブ技術を利用して、モバイル端末の機能を呼び出す方法についてレクチャー。 デモアプリとしてAIのモデルを活用し、ユーザーの表情から感情を読み取るアプリケーションを作成しました。

ワークショップは、オンラインミーティングのZoomを利用して、英語で実施しました。ワークショップの進行は、Monaca開発チームのYongに担当してもらい、他のメンバーは、 オンラインワークショップ中にZoomのチャットルームで受け付けている質問に回答するサポート役として参加しました。

デモでユーザーの表情から感情を読み取るアプリを作成

世界にプロダクトを発信する楽しさを改めて実感

世界にプロダクトを発信することは大手企業のサービスなど競合他社が多く、確かに難しいですが、HTMLをはじめとするWeb技術やモバイルアプリのiOS・Androidなどは、世界共通のプラットフォームであるため、言語や文化の違いを超えて、多くの人々に伝えることができます。

また、国境を越えたプロダクトの発信は、新たな機能やビジネスチャンスを生み出す可能性があると感じています。海外で発信することを通じて、国内では得られない評価やフィードバックを受け取ることができ、プロダクトの改善や新たなアイデアの発掘に繋がることもあります。
まだまだ海外への発信する機会は多い状況ではないですが、継続していきます。


Monacaの海外ワークショップのご紹介いかがだったでしょうか?今後もアシアルは情報技術の力を使って、クライアントやユーザーや学習者の「できること」を増やし、社会の可能性を広げていきたいと考えています。

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