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アシアルのカルチャー

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アシアルの日常からアシアルが考えていることまで。
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記事一覧

アプリの配信停止から見えたもの。Monaca開発チームの困難と対応策

こんにちは。アシアル広報チームです。 iPhoneやiPadなどiOS向けアプリの公式ストアであるApp Store。このApp Storeはどんなアプリでも掲載できる訳ではなく、アプリの掲載可否はAppleによる所定の審査に通過する必要があります。 アプリの運用保守をされている方のなかには、新規公開や更新時にAppleからリジェクト(審査で落とされること)を受けた経験を持っている方も少なくないでしょう。今回、私たちが開発しているMonacaアプリも、アプリ更新のタイミン

デザイン領域を超えるデザインチームの連携

こんにちは。アシアル広報チームです。 今回はアシアルのデザインチームについて、紹介させていただきます。 デザインチームのメンバー構成エンジニア集団であるアシアルでは、大半の社員がエンジニアですが、その中で5名の少数精鋭なデザインチームが存在します。各メンバーがこれまでに多くの案件に携わり、経験豊富ですが、それぞれの得意範囲が異なります。 A氏:ベテランの職人肌のデザイナー。細部まで綿密に考え抜かれたデザインはお客様だけでなく、社員も感嘆します。また、UXデザインにおいても

アシアル開発チームの振り返りと未来展望

こんにちは。アシアル広報チームです。 2022年度も終わり、2023年度も早いもので3ヶ月が経過しました。2023年5月に正式に新型コロナウイルス感染症が5類へ移行され、多くの企業でアフターコロナの活動の実施に伴って様々な環境の変化が起こっています。 アシアルの開発チームも2023年度はアフターコロナの環境変化やChatGPTなどのAI技術の進化への適応など、日々みんなで知恵を絞って様々な取り組みを試しています。今回は開発チームとしての2022年度の総括と、2023年度に

スペインの大学で自社プロダクトのワークショップを開催

こんにちは、アシアル広報チームです。 2023年はアシアルのプロダクトであるMonacaが10周年になります。Monacaは世界で約30万人のユーザーに利用していただいています。今回はそのMonacaを題材に昨年の12月16日に、スペインの大学UPSA (Universidad Pontificia de Salamanca) で開催したワークショップをご紹介します。 開催のきっかけワークショップの開催のきっかけは、アシアルに海外からのインターン生として参加していたパブロ

2023年、アシアルの活動

こんにちは、アシアル広報チームです。 2023年になり日本でもアフターコロナを意識した日常や経済活動へ戻りつつあると思います。海外ではいち早くアフターコロナへシフトしていたこともあり、海外拠点で仕事をしているアシアルメンバーはすでにアフターコロナの生活様式のようです。そんな2023年はアシアルも活動的な年になるよう様々なプロジェクトを進めており、今回は「2023年、アシアルの活動」としてご紹介したいと思います。 コーポレートサイトのリニューアル実は昨年からコーポレートサイ

ランニングの練習にも活かされるアシアルのエンジニアリング力

こんにちは。アシアル広報チームです。 アシアルでは社内サークル的な活動も行われているのですが、中でも最も活発に活動しているのがランニング部です。 メンバーが集まって練習会を行ったり、企業対抗駅伝に出場したり、フルマラソンの大会に出場したりしています。健康づくりやダイエット目的で走るメンバーもいれば、本格的に競技に取り組みマラソンの国際大会にまで出場するメンバーまで様々なメンバーが所属してます。 今回は、ランニング部がアシアルのエンジニアチームと連携をした練習に取り組むと

海外でテック情報を収集することの大変さと大切さについて

こんにちは、アシアル広報チームです。 いつもアシアル note をお読み頂き、ありがとうございます。おそらく普段から情報収集のために、さまざまなWebサイトやSNSを活用されているのではないでしょうか。 「日本語での情報ソースは見つけやすいけれども、海外(英語)になると、なかなか欲しい情報が見つけられない」、「海外でのトレンドをいち早く入手したい」という課題をお持ちの方もいらっしゃると思います。 弊社でも状況は同じです。お客様に提案できる幅を広げるためにも、できるだけ多

2022年7月、アシアルは20周年を迎えました

こんにちは。アシアル広報チームです。 代表取締役社長の田中正裕が、自宅にてアシアルを立ち上げたのが2002年7月。当時は学生が会社を興すこと自体が非常に珍しかった時代です。そこから20年、さまざまな技術や事業に取り組みながら、多くのお客様のご支援をいただきました。 ここではアシアルの歴史を振り返りながら、アシアルが創業以来、大切にしている「DNA」についてお伝えしたいと思います。 創業のきっかけインターネットが家庭に普及しつつあった2002年、アシアルは田中の自宅にて誕

AIを使って働く時代のキーワードは「大量・あいまい・成長」

こんにちは。アシアル広報チームです。今年に入ってからのアシアルnoteでも何度か語られているAI。今回は、代表取締役・田中正裕をはじめ、アシアルのメンバーも注目する技術であるAIについてのお話です。 AI(人工知能)とは? どんなふうに使われている?まずは、AIとは何か、という点を確認しましょう。AIは、Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)の略で、日本語で言えば人工知能となります。何を人工知能と言えるかの明確なラインや厳密な

エンジニアが5年、10年先のキャリアを考えるなら、大事なのはチャレンジと経験

こんにちは。アシアル広報チームです。昨年、デザイナー出身でプロジェクトマネージャー(以下、PM)/Webディレクターを務める鴨田健次のキャリア形成に関する記事を公開し、ご好評をいただきました。 今回は、エンジニア出身でPMの笹亀 弘と、アシアル歴まもなく5年目になる小椋陽太が登場。共にエンジニアのキャリアを考えます。 ふたりの経歴紹介まず、笹亀と小椋、それぞれの簡単な経歴です。 アシアル入社時に望んだ仕事や環境は?——アシアルに入るときに考えていたキャリアの重ね方や目標

“目指すべき会社像”がなくても20年間アシアルが成長し続ける理由

こんにちは。アシアル広報チームです。残すところあとわずかとなった2021年。皆さんにとって、どんな1年でしたか?  アシアルは、ここnoteでも二度、三度とお伝えしてきたように、フルリモート体制でも自分たちらしくパフォーマンスを上げる工夫を続けたり、2020年夏に設立したアシアルハンガリーが本格稼働したりと、様々なチャレンジを重ねながら、新しい働き方になじんできた1年でした。そんな1年を締めくくるのは、現在もハンガリーに滞在中の代表取締役社長・田中正裕です。 来年、アシア

数字と図解で見る、アシアルのやわらか会社案内

こんにちは。アシアル広報チームです。これまでのインタビューでは、アシアルのメンバーがそれぞれの立場から、エンジニアリングを通じて日々の世界を“ちょっとよくしていきたい”という思いを語ってくれました。 そんなメンバーが働くアシアルは、どんな会社でしょう? 今回は、少し視点を変えて図解でアシアルのキャラクターをお伝えします。 1.メンバーの傾向 まずはざっくりと、現在のメンバーの属性から。  1-1.年代 管理職のいない、全員がプレイヤーの開発会社としては、中堅・ベテランの

感度の高いエンジニア集団であるためにアシアルがしていること

こんにちは。アシアル広報チームです。noteで情報発信を始めた昨年4月、第1回『「日本の技術力を底上げしたい」と考えるのは、僕らのエゴですか?』の中で、国外の企業と一緒に開発をしたり、技術検証を委託しているというお話をしました。 その少し前の2020年早春。代表取締役社長の田中正裕は、ハンガリーの首都・ブダペストにいました。そこで田中が行なっていたのは、面接。ハンガリーでアシアルのメンバーを探していたのです。 アシアルは2020年7月、サンフランシスコに続く海外拠点として

アシアルが提供するUX(ユーザーエクスペリエンス)は2つある

こんにちは。アシアル広報チームです。Webサイトやアプリケーションを作る上でも重視されているUX(ユーザーエクスペリエンス)。昨年8月にもプロダクトデザイナー・Webディレクターの鴨田が一度触れていますが、今回は再びアシアルにおけるUXについてお話しします。 UIとUXの違いとは? UI(ユーザーインターフェイス)とセットで語られがちなUX。たしかに、優れたUXを提供するために優れたUIは必須です。でも、UIをよくしたからといって、必ずしもよいUXにはなりません。なぜなら