社内イベント『アシアルTechブログゆく年くる年2024』を開催しました
2025年度版のMonaca Education教材開発に追われているアシアル情報教育研究所の岡本です。
アシアルでは部署を横断した活動が幾つかあり、その中の一つに『アシアルTechブログ』がございます。昨年から僕の先輩に当たる笹亀さんが『アシアルTechブログ』のリブートを企画し、アウトプット活動チームが立ち上がりました。
現在、笹亀さんはアウトプット活動チームの編集長となり僕もそのメンバーの一人として動いています。
年末に、アウトプット活動チームのことをもっと社内外に知ってもらおうと考え『社内イベント』として笹亀編集長に2024年を振り返ったインタビューを行う『アシアルTechブログゆく年くる年2024』を実施しましたので、note記事にて報告いたします。
笹亀先輩がアウトプット活動チームを立ち上げた理由
先に結論から、インタビューの内容を要約して報告します。
笹亀編集長は将来的にアシアル主催の技術勉強会を再開したいと考えており、Techブログは手段であって目的では無いと考えています、そのためチームの名称もアウトプット活動チームという名称になっています。
アシアルは技術の会社として一定のレベルで情報を公開し、業界の発展に寄与することで尊敬されるような会社でありたいと考えており、アウトプットすることを会社の一つの文化にしていけるように頑張っていくとのことでした。
インタビューイベントの企画は12月に急遽スタート
12月のアウトプット活動チームのMTGで社内向けのイベント開催が話題にあがりました。
岡本も『アシアルTechブログ』のリブートがはじまってから約半年、ブログチーム単独での社内イベント(企画会議など)が一度もできないまま年を越すのは勿体ないと考えていたので、一つ案を出しました。
「従業員を大勢集めてイベントをするのは急には難しいですが、対談形式のオンライン配信イベント(笹亀編集長に岡本がインタビューをする)なら年末でも実現できるのでは無いでしょうか?」
後日改めて簡単な企画書を作って笹亀編集長に相談したところ、面白そうだと言うことで実施が決まりました。
また、視聴する従業員のみんなが食事を楽しみながらリラックスして聴いたり質問したりできないかを役員に相談したのですが、既に存在する社内制度の範囲内で実現できることも分かりました。
(従業員に裁量があって働きがいのある会社だなぁ。)
イベント当日のオペレーション
当日は僕と笹亀編集長の二人がオフィスに出社して対面形式で行いました。場所は会議室で機材はWebカメラを使い、ソフトウェアはzoomのウェビナー形式で配信しました。配信スタッフは特に無しでzoomの配信などは岡本がワンオペで対応した形です。
インタビューは『対談20分・質疑10分』をワンセットとして、軽食(お寿司)を取りながら、今回は3セット行いました。
実はアシアル社内で社内向けにzoomウェビナー形式の配信イベントを行ったのは今回が初なのですが、なんとか上手く回りました。
参加頂いた他の従業員の方からも『ラジオみたいで面白かった』『気がついたら90分経っていた』『寿司が食べたくなったので買いに行ってくる』と好評でした。
僕はソリューション事業部の仕事でよくウェビナー配信をしているので、その経験が生きたのかもしれません。いずれは複数人が登壇するパネルディスカッションの配信とかもしてみたいと考えています。
インタビュー内容
※note記事用に編集されており実際の発言とは異なります。
岡本:笹亀編集長、ワンデーオフィスなどで何度か伺っていますが、改めて『アシアルTechブログを再開した理由』を教えてください。
笹亀:Techブログは一定の更新が続いていたので再開というと語弊がありますね。会社として改めて注力すべきだと思ったので、私が責任者になって推進することにしました。
アシアルは技術の会社として誇りを持って従業員が仕事をできるよう、オープンにできる部分では技術やノウハウを業界内で共有・アウトプットをしていく必要があると考えていました。
その為の手段の一つとしてアシアルの大事なコンテンツのTechブログで定期的なアウトプットをすることで、アウトプットをすることに慣れていけないかと考えました。
岡本:技術の会社として発信することが次のお仕事にも繋がりますものね。とはいえ、開発のプロジェクトを進めながらTechブログを執筆するのは個人の負担が大きいですものね。つまり笹亀さんが編集長になって執筆をサポートすることでアシアルTechブログをリブートすることにしたわけですね。
笹亀:編集長と呼ばれると偉い人扱いされるみたいでみたいでちょっと壁を感じますが、分かりやすくいうとそういう感じだと思います。
念を押すと、Techブログは手段でして目的はアウトプットをすることをあたりまえである環境にしたいです。将来的にはアシアル主催の技術勉強会なども開催(復活)させて行きたいと思っています。
岡本:アシアルTechブログって私が入社した年(2008年)よりも前からありましたけど、どなたが立ち上げられたのでしたっけ?田中社長が立ち上げたのでしたっけ?あの頃はまだWordPressみたいなオープンソースの鉄板CMSも、noteみたいなサービスも無かった気がしますが?
笹亀:違いますね。田中さんが立ち上げたものではない。岡本さんはよく知っている人だよ。岡本さんが入社したての頃にガラケーの案件などで一緒に仕事をしていた、あの人が立ち上げをしました。
あと、当時のTechブログの投稿する機能やブログを表示する機能は自社製で自分たちで構築したものでしたね。
岡本:あ!あの人でしたか。確かに、納得です。田中社長の日常ブログ記事のイメージが強かったので田中さんが立ち上げたのかなと勘違いしてました。
笹亀:今だと情報の棲み分けも大事にしています。Tech以外の日常系などはnoteにしていたり、Monaca関連はモナカプレスにしたりと、情報の棲み分けも意識してます。田中さんもnoteにハンガリー生活のことや一年の振り返りなどを書いていますよね
岡本:今回のインタビューイベントも後で記事化してnoteに書いておきますね。テレワーク主体の会社におけるコミュニケーションの事例として参考にして貰えるかもしれませんので。
(会社まで出社するのに2時間かかるからテレワークの文化が無くなると困るので、僕もノウハウを業界内に共有しないと・・・)
笹亀:アシアルみたいな技術で売っている会社が評価されるためには、適切なアウトプットを行うことが結果的に自分たちに返ってくるから、アウトプットチームを立ち上げて、Techブログからはじめて行こうとおもい、自分の思いに共感してくれるメンバーの勧誘をしていき、チームでの活動をはじめました。
岡本:約半年間、運営してきた感触はいかがでしょうか?
笹亀:初年度は従業員がブログに取り組める環境作りがメインであって、記事数やPV数などをKPIにするつもりは最初から無く、まずは自主性に任せて記事を書いてもらうことをメインにしていたものをチームで記事を考えて執筆者に依頼をしてチームで記事を作っていくという方法に取り組むを変えていくことを意識しました。毎月2本のペースでは出せるようになったしPV数も約40%は増えていまして、自分たちの活動の効果も感じれました。
岡本:それは大成功ですね。
笹亀:2024年はベースをつくったので、2025年はネタ切れになって失速しないように継続+αの気持ちで取り組んでいく予定です。
コンテンツ戦略として、鮮度優先のネタは迅速にレビューして出せるようにしたので、従業員からのネタの提供はいつでも歓迎だし、アウトプットチームからの執筆依頼も余裕を持ったスケジュールでお願いできるようにしているので、いまのところはメンバーの負担という点では意識しており、大丈夫だとは思ってます。
岡本:まぁ、年末や年度末は開発プロジェクトのリリースが立て込みますから危険ですよね。
笹亀:その場合はアウトプットチームでストックしているネタを出すなど工夫をしていく必要がありますね(笑)
岡本:私も、Monaca Education(自社サービス)開発の話であれば幾らかTechなネタが書けると思います。最後に、2025年の活動はどのような形にしていきたいとお考えですか?
笹亀:アウトプットすることを会社の中の一つの文化にしていきたいです。
私はそれが会社のためだけじゃなく従業員のみんなの為になると信じているから、編集長としてこれからも頑張っていこうと思っています。僕達、アウトプットチームの活動は会社のメンバーの協力が必要不可欠ですので、協力をしてくれる仲間は増やしてつもりです(笑)