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自分が学んできたことを、次にも伝えたい(江口悠/プロジェクトマネージャー・エンジニア)

こんにちは、アシアルです。
エキスパート集団であるアシアルを形作る個々のメンバーにスポットを当てたインタビュー、今回は中途入社7年目の江口悠に、これまでの経験や取り組んできた事例について話を聞きました。

アシアルに狙いを定めて転職活動

新卒から7年間、ソフトウェア開発企業に所属していた江口は、2社目の中途入社でアシアルへジョインしました。

「転職活動では、アシアル1社だけを受けたんですよね。
前職では、ユーザー数が多い大手企業様の大規模なアプリ開発に携わっていました。管理職のポジションでもあり、大きな不満があるわけではなかったのですが、業務でMonaca(※)を使ううちに、このMonacaのハイブリッドアプリという技術に感銘を受けて、その開発元であるアシアルに興味を持ちました。

調べていくうちに、”アプリ開発の門戸を広げる”、”世の中の役に立つプロダクト”など、アシアルの考え方に共感するようになりました」

※Monaca
アシアルが提供するハイブリッドアプリ開発プラットフォーム。Web技術で、スマホアプリ、PWA、デスクトップアプリを開発でき、全世界に30万人以上のユーザーがいます。

https://ja.monaca.io/platform/

入社後すぐに、株式会社ジャパンネット銀行(現・PayPay銀行) 様の「残高確認アプリ開発」のサブプロジェクトである「当せん確認アプリ」の開発にアサインされました。

ジャパンネット銀行(現・PayPay銀行) 様「当せん確認アプリ」

「前職でもフルスタックエンジニアとして仕事をしていたので、アシアルでも、いきなりバリバリ書いていきましたね(笑)。基本的な環境構築とか、社内のルールなどはメンターの斉藤さんに教えてもらいました」

本当に相談できる環境で手に入れた、得意分野とワークライフバランス

前職で7年間の経験があり、即戦力として入社した江口。すっとアシアルの中に溶け込み、傍から見ると順風満帆に見えました。けれど実際は、余裕なく焦り、もっと勉強しなければという気持ちに、日々、追われていたと言います。

「心配性なので、新しいプロジェクトが始まるときには、一人でよく考えて、考え抜いて、足りないスキルを先に察知して、先に勉強して、と焦りますね。コロナ禍の前は通勤に1時間ほどかかっていたので、その間、ずっと電車の中で調べたりしていました。」

そんな焦りの中で、相談できる環境があるアシアルは、すごいと感じたそうです。

「アシアルは技術レベルが高い! と痛感しました。前職では8割ほどが3年目ぐらいのエンジニアだったこともあり、なかなか相談できない環境でした。でも、アシアルでは、相談したときに、本当に必要な答えが返ってくる、全部に回答をもらえる。本当に相談できるんだ! という驚きがありました」

「相談していたのは、上流工程での、クライアントの要望に沿った一番適切な技術選定など。現役のエンジニアであるCEO・田中さんにも、たくさん聞きましたね。コードを書くこと以外のアプリ開発全体の仕組みを考えて、フルスタックに対応する、そこが一番得意になりました」

入社7年目の現在、プロジェクトマネージャー/エンジニアとして、コスト意識を大切にして仕事に取り組んでいるという江口。

「エンジニアになって1、2年目の時に、先輩にコスト意識をしっかり指導されたこともあり、その時はだいぶ苦しかったですが、今となってはとても大切なことだと実感しています。

報連相は早く、一人で3時間悩んだら、調べたら、一旦だれかに相談してプロジェクトを前進させる。新人でも、悩んでいる時間にもコストが発生しているという意識をもって仕事を進めてほしいと思いますね」

「そして、アシアルでは、そのコスト意識がきちんと評価されます。前職では、生産性を上げて仕事を進めても、空いたところへ次々に仕事が舞い込んで、結局残業になってしまい、残業量に応じて評価されるようなところがありました。

でもアシアルでは、生産性を上げてクオリティを担保している点がきちんと評価されるので、ワークライフバランスが取れるようになりました」

新たな取り組みと、次の世代への思い

前職からマネジメントにも携わっていた江口ですが、アシアルでは、前職にはなかった業務に携わるようになったと言います。

「エンジニア採用や、いい組織を作るためにはどう考えていけばいいのか、といった組織醸成の観点はアシアルに来てから強く持つようになりました。前職では組織の規模が大きかったこともあり、採用に触れることはなかったですね。

アシアルでは現場のエンジニアが面接官として選考を実施するので、自分も面接官として採用活動に携わるようになりました。そうすると、採用プロセスの未整備なところも見えてきて、書類選考にも参加するようになりました」

ーーエンジニアリングとは異なる、新しい取り組みに戸惑うことはなかったですか?

「人事としての基礎知識がなかったので、感情が先に立って、個人的な思い込みで選考しちゃったかな、厳しく選考しすぎたかもしれない、など今となっては色々な反省点があります」

反省点はありつつ、経験を重ね新しい取り組みを現在まで続けられているのは、江口同様にプロジェクトマネージャー/エンジニアである笹亀の存在が大きいと言います。

「様々なプロジェクトでまわりを巻き込んで、よく練って、視野の広がりを見せる笹亀さんは、自分よりも圧倒的に大人な考えを持っているので、その行動を学ぶべきだと感じました。

笹亀さんから学び、周りの人の意見を取り入れて、以前より視野が広がってきたかな、とは思います。まだまだ修業が必要ですが(笑)

今でも、思い込んでしまうこともありますね。でも人事は、相手の人生を変える、責任が伴う、とても重要な役割であると思っていて。いい組織を創るためにも、やらなければならないというか、がむしゃらにやってます。やっていたいと思えるのも、楽しいというのか充実感があるというのか。根底には、メンバーに寄り添いたいという気持ちがありますね」

ーーアシアルの7年間で、プロジェクトの責任者を担い、人事・採用にも携わるようになりました。今後目指すのはどんなことですか?

「若い世代に技術を伝えていきたい、育てていきたい。若手を波に乗せたいですね! もちろん、自分でも新しいことを取り入れて学び続けたいです。

アシアルのプロダクト・Monacaの生産性の高さは、入社後の今も誇れる技術です。展示会などでユーザーさんに感謝されることも多く、うれしいですね。Monacaをきっかけにプログラミングをやろうと思う人が増えていってほしいです。

開発の門戸を広げる、世の中に役立つ、そんなアシアルの思いに共感し、誇りを持って、これからも仕事を進めていきたいと思っています」

▼インタビューにも登場するアシアルのメンバーはこちらでご覧ください。https://www.asial.co.jp/company/member/

▼アシアルでは一緒に働くメンバーを募集しています。
https://www.asial.co.jp/recruit/



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