顧客と一緒に成長するアシアルと、その機会を創出する営業
こんにちは。アシアル広報チームです。
今回はエンジニア・デザイナーとしての情報発信が多かったアシアルではあまり目立っていなかった営業についてお話します。主題としては、アシアルが目指す顧客との関係性とそれに対して営業がどのような役割を果たしているのかというご紹介になります。
アシアルの営業の特徴
まずはアシアルの営業が実務として行なっていることを簡単に紹介します。
アシアルの営業は、顧客との接点作りから、会社・事業の紹介、要望のヒアリング、顧客の事業課題の抽出、システム提案からクロージングまで一貫して行います。ときには、顧客の要望や課題から、その分野に長けた社内のエンジニアを巻き込んで提案を行うこともあります。提案の中では、顧客に技術的な情報を常に開示することを重要視しています。営業担当もエンジニアのバックグラウンドを持っており、エンジニア目線で技術的な観点を踏まえて営業・提案を行います。
また、提案したシステムのアーキテクチャや顧客の課題によって、アサインするメンバーを検討したり、プロジェクトマネージャーと一緒にスケジュールや予算に関わる調整をしたりと営業フェーズの後もプロジェクトに関わっています。顧客と関わる中で重要視していることは、プロジェクトを通してその顧客の課題を解決することがメンバーにとって成長できる機会になるかということに加えて、良好な信頼関係を構築し一緒に成長することができる顧客であるかということです。
一緒に成長できる顧客
私たちが考える「一緒に成長できる顧客」とは、事業を成長させたり社会をより良くするために長い目線でやるべきことを見据え、システム開発においてもより良いプロダクトの完成を目指して主体的かつ建設的に関わる推進力のある顧客です。
2023年4月にリニューアルしたアシアルのホームページでは “Digital Empowerment” というスローガンを掲げています。受託システム開発においては、顧客をデジタル・ITの力で支援し、顧客が目指すその先の世界を一緒により良いものにしていこうという意味が込められています。
顧客の事業課題を解決するだけでなく、私たちがこれまで培ってきたデジタル・ITの知見を包み隠さず顧客に提供し、顧客自身がデジタル・ITをもっと活用して事業を成長させられるような関わり方を目指しています。これがシステム開発を通した顧客とその事業の「成長」です。
あるお客様の場合、古い業務基幹システムをリプレースするプロジェクトにおいてアシアルと2人3脚で業務フローの整理や新システムの機能設計を行う中で、現在の業務の改善・効率化はもちろんのこと、新システムのデータを活用した新たな施策の立案などに繋がりました。まさに先に書いた「成長」を実現できたケースでした。
”Digital Empowerment” を実現することによるアシアルの事業成長に伴って、社員はより幸福に働くことができるようになり、結果として顧客にさらに “Empowerment” することができると考えています。これがシステム開発を通したアシアルの「成長」です。
システム開発というプロジェクトは開発会社が独断で進めるものではなく、反対に顧客が全てを指示するものでもないと考えています。私たちは顧客が求めるシステムをただ開発するだけではなく、システム開発を通して顧客の事業の課題を解決したり、その結果世の中に与える良い影響力をさらに広げることを実現したいと考えています。そのためには、顧客とアシアルどちらもが主体となって課題と向き合い、信頼し協力できる関係性のなかでプロジェクトを推進します。
テクノロジーや情勢の変化が激しい現代においては事業も柔軟な変化を求められます。それに伴って先進的な施策に果敢に取り組む顧客に対し、デジタル・ITという側面から強力にサポートし、近視眼的ではない長い目線で一緒に成長できる顧客と仕事をしたいと考えています。
営業が果たす役割
顧客とアシアルという組織単位の少し大きな話に膨らんだところで、営業に話を戻します。
顧客と一緒に成長する、ということを実現するためにアシアルの営業がしなければならないことは、顧客の事業に目線を合わせ、技術的な情報を開示して必要があれば説明し納得してもらえる提案を行って信頼を得ること、そして顧客のビジョンに共感し関わる人を信頼することです。
両社が信頼し合って、より良いプロダクトを完成させるために主体的かつ建設的に関わり合うシステム開発プロジェクトを通じて、両社共に成長できる機会を創出することが私たちアシアルの営業の役割だと考えています。